〜籠の保管方法〜

大自然の深山に自生する天然素材から作られた籠は、革製品同様、湿気を非常に嫌います。雨などで濡れてしまった場合は、布でさっと拭いて風通しのよい場所で乾かしてください。また、梅雨時に、まれにカビが発生する場合もございます。その時は歯ブラシで軽くこすってカビを落としてください。カビ発生は天然素材の宿命でございます。籠を長期間お使いにならない時は、押入れ等に仕舞われず、お部屋の何処かに飾って置いてください。天然素材の蔓は生きております。密閉保存はカビの原因にもなりますし、籠はお部屋のインテリアとしてもオッシャレェ♪

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北東北は自然の宝庫。昔から東北人はその自然の恩恵を生活に取り入れながら、いろんな技も身に付けた。
北東北はつる王国ともよばれ、各地につるで編む籠職人がいる。籠にするのは主に3種類。あけびは東北の山里に広く生育し、夏は紫色の花が咲き、実は食用に。子供の頃種を飛ばしながらよく食べたなー。つるは春と秋の農作業の合間に採集し、籠は冬の間に仕上げます。山ぶどうは秋に山の奥深くに入って採集します。時々熊との遭遇もあり命がけです。山くるみは6月の梅雨時期に山に入ります。

職人さんは、山へ入るとき手に余る分まではつるを採りません。来年またお世話になるから。まだ生まれたばかりのつるの成長を見守って、山を出るときの一礼は、ありがとうの感謝の気持ち。近年、趣味が嵩じて素人の方々が山に入り、つるを無造作に根こそぎ採っていかれているのが現状です。本当に困っています。ですので、つるの採集場所や職人さんの名前や連絡先など教えることは出来ません。どうかご理解願います。

当店の職人さんの籠は、丹念な手仕事による丈夫さが人気です。11月の半ば、かごの注文に行った時、「おれの籠なば 何十年と もずどー。んだども そのどぎ おれ 死んでいねべな。」、、、ガははははーと笑ってらっけし。


お客様それぞれのパソコン環境によって、商品の色の見え方など微妙に変わってきてしまいますので、商品に関する疑問点やご質問、どんな小さな事でもかまいませんので、どうぞお気軽にお問い合わせ下さい。 特に、山葡萄やあけびの籠などはメールだけではうまくお伝えきれませんので、お電話でのお問い合わせをお勧めいたします。

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