飛良泉 山廃純米酒 百田生6BY720入(試験醸造酒)

購入数
原料米   百田
精米歩合  50%
日本酒度  −2
酸度    1.7
アルコール 15%原酒

6BY新商品が2月13日入荷。蔵元さん曰く、百田(ひゃくでん)という酒米は秋田県で開発された最新の酒米の一つです。まだ歴史としても浅く市場に出てきて約5〜6年でしょうか。山田錦の血を引き、賞を取るための要素も多い酒米です。(米の個性というよりは、出品酒向き?)そして醸造時のハンドリングは難しく、仕込みづらいイメージではありました。百田に関しては飛良泉ではNo.77酵母でマル飛として醸してきましたが、今年は試験的に山廃純米酒として仕立ててみました。通常山廃純米酒は60%磨きですが、百田の長所を存分に表現したく50%磨きであえての「純米酒」としています。出来上がりを飲んで、このお米のポテンシャルを甘く見ていたなと大変反省しました。精米歩合もありますが、「澄んでいる」の一言。そしてただ綺麗な酒ではなく、芯の通った米の旨みがあります。これを表現するには「品格」という言葉が一番個人的にはしっくりくるのではと思いました。品格のある味わいです。設計としては、グルコース(甘み)は控えめ、香りも穏やか。その分飲み飽きせず、お料理にも寄り添い、温度が上がっても問題ありません。一口目が美味しいよりも、酒1本で美味しいを大事にしたいなと、最近はよく思います。飲み会の最後に一番減っている酒が美味かった酒だと思います。今回のお酒はそんなお酒です。「派手な桜の花よりも地味ながら、ふくらみのある梅の花のような酒をつくりたい」25代目の祖父が遺したこの言葉に恥じないお酒になりました、、、だって。協会701号酵母使用は開直後、クリアで上品な米味の落ち着き感に品を感じる。旨い!




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