稲とアガベ 稲と男鹿梨(試し桶シリーズ)500入

原料米  秋田県産米/秋田県産男鹿梨
精米歩合  90%
日本酒度 
酸度    
アルコール 12%

5BYが10月26日入荷。蔵元さん曰く、男鹿梨の里で知られる中石地域は、『男鹿五里合民俗誌』によると、江戸時代に越後の人が梨の苗木を中石で植えたのが始まりとされ、明治21年(1888年)頃から本格的に和梨栽培が行われるようになりました。中石で育った梨は瑞々しく、甘く感じられます。地域の方は「潮風が美味しさの秘訣なんじゃないか」と話します。そんな中石地区に位置する、大将梨園の跡取り息子大将くんから規格外で現状廃棄されているものをお酒にできないだろうか?と相談を受け完成したのが今回のお酒です。香りや味わいにあまり特徴のない和梨は加工品には向いておらず、非常に苦労しましたが、梨の自然な甘さを感じていただける仕上がりを目指しました、、、だって。開直後、とっても優しいタッチで梨の汁味がス〜っと、ナチュラル・ペア―!和梨をアテに是非♪

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2022醸造年度(4BY)より容量が500入になりました。蔵元さん曰く、容量ダウンすると生産本数が増えるので、より多くの方に手に取っていただくチャンスが増えることにあります。クラフトサケというまだ生まれたてのジャンルを地酒ファンだけではなく、より多くの人に知ってもらうきっかけを作りたいという思いでサイズダウンいたします。価格は下がるのでお客様は少し手に取りやすくなるかもしれません。とはいえ720mlのほうがよかったと判断すれば来期戻すのも視野に入れております、、、だって。

して、2022醸造年度より、使用米はラベルに表記がない限り非公表となる様です。酒米の先入観なく味わいを楽しんでください、、、だって。

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稲とアガベ醸造所は、新規での取得可能な「その他の醸造酒免許」と、2020年度の法改正により新たに交付が認められた「輸出用清酒製造免許」を取得。2021年11月より秋田県男鹿半島の旧男鹿駅を改装し、どぶろく造りが始まった。経営理念は「男鹿の風土を醸す」。2022年2月、岡住修兵さん曰く、稲とアガベでは全量無肥料無農薬の自然栽培米を用いて、全て精米歩合90%と磨かない酒造りを行なっています。米の外側にあるタンパク質は田んぼの肥料によってコントロールでき、無肥料だとタンパク質含有量はかなり下がることから、お米を磨く代わりに、田圃と技術を磨くというコンセプトでお酒造りをしております。まだまだ志半ばで、理想のお酒には程遠いですが、今いろんな方向性が見えてきたところです。磨いていないお米を使用しているのに、3000円という強気な値段設定ですが、これには我々の思いが詰まっています。農家さんのお米代の提示額が一俵○円だったのに対して、それであれば続かないからと○○円(提示額の二倍)でお米を購入しています。将来的には10万円15万円で購入することで、農家の担い手不足解消の一手になれればと考えております。従業員の給与は東京並みの賃金を地方で実現することで、定住者移住者を増やすことを目標にしています、、、だって。

SAKETIMESで岡住さんのインタビュー記事が紹介されておりますので御覧くださいませ。

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