稲とアガベ DOBUROKUホップ01 ササニシキ3BY720入

原料米  ササニシキ
精米歩合  90%
日本酒度 
酸度    
アルコール 13%

岡住さんの説明によると、このお酒は、ホップを使用して作り上げたどぶろくです。ホップの選定・使用方法のアドバイスは友人のビール醸造家・森さん。森さんは今、カナダのgodspeedというところで、とても良いビールを作っております。使用したホップは日本酒で話題の4MMP、マスカットの香りが期待できるネルソン・ソーヴィン、柑橘系、温州みかん様の香りを付与するカリプソ、バランス型でトロピカルな印象を付与するアイダホ7を使用しました。柑橘とやや葡萄っぽさが混在しており、非常に良い香りがするようです。使用米のササニシキは、大潟村の石山さんの自然栽培米で岡住さんの師匠だそうです。して、「瓶火入れ一回ですが、誰もしてない特殊な半生みたいな火入れをしてます。流通にも乗れて、フレッシュという良いとこどりの火入れです」、、、だって!

開直後、フルーティで爽やかなビアの香りさビックリ(笑)。翌日でもこの爽やかなビア味は健在で、まさにどぶろくのビア割りでーっ酒♪普段ビア呑まない自分だどもボク好みぃ笑)。

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稲とアガベ醸造所は、新規での取得可能な「その他の醸造酒免許」と、2020年度の法改正により新たに交付が認められた「輸出用清酒製造免許」を取得。2021年11月より秋田県男鹿半島の旧男鹿駅を改装し、どぶろく造りが始まった。経営理念は「男鹿の風土を醸す」。2022年2月、岡住修兵さん曰く、稲とアガベでは全量無肥料無農薬の自然栽培米を用いて、全て精米歩合90%と磨かない酒造りを行なっています。米の外側にあるタンパク質は田んぼの肥料によってコントロールでき、無肥料だとタンパク質含有量はかなり下がることから、お米を磨く代わりに、田圃と技術を磨くというコンセプトでお酒造りをしております。まだまだ志半ばで、理想のお酒には程遠いですが、今いろんな方向性が見えてきたところです。磨いていないお米を使用しているのに、3000円という強気な値段設定ですが、これには我々の思いが詰まっています。農家さんのお米代の提示額が一俵○円だったのに対して、それであれば続かないからと○○円(提示額の二倍)でお米を購入しています。将来的には10万円15万円で購入することで、農家の担い手不足解消の一手になれればと考えております。従業員の給与は東京並みの賃金を地方で実現することで、定住者移住者を増やすことを目標にしています、、、だって。

SAKETIMESで岡住さんのインタビュー記事が紹介されておりますので御覧くださいませ。

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