刈穂 平成11年醸造(10BY)古酒 陸羽132号 山廃仕込自然米酒 720入

原料米   陸羽132号
精米歩合  60%
日本酒度  +3
酸度    1.5
アルコール 16〜17%

陸羽132号は、大正時代”亀の尾”と”愛国”を交配して作られた。この酒米は、亀の尾よりも冷害に強く、1934、35年(昭和9、10年)の東北地方の大凶作を救った。その後、作付面積を急速に伸ばし、東北6県を含めた全国16の県で奨励品種に指定され、1929年から52年までの24年間、東北地方で作付面積1位の座を保ち続ける。「陸羽132号」の血は、「コシヒカリ」や「ササニシキ」をはじめ、東北の良食味品種である「あきたこまち」、「ひとめぼれ」など、さらに西日本の良食味品種「ヒノヒカリ」など全国の主要な品種に受け継がれている。
参考までこちらも覗いて見てね。

大仙市大曲松倉産無農薬米使用で、平成12年以降、この酒米は栽培されてない。11年産の陸羽132号を大事に大事に冷蔵庫にて熟成せているさ。冷蔵保存の為、10年古酒にしては薄い山吹色で香りもおとなしめだ。口当たりもびっくりする程やさしく、静かにしな〜っと体中に染み入る。

熱めのお燗だと永い眠りからようやく目覚めたお米の甘さがじんわりと伝わり、ビターチョコレートにも似た大人のほろ苦さも感じる。 30代の頃まだこの酒の良さが分からなかったが40代にしてようやく旨いと思えるようになった。そんな大人の旨酒を燗にして、さんび晩げに、しな〜っと呑りたいものだ。この酒に惚れだっす!

古酒独特の重厚な老香は感じない雪国秋田らしい古酒

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