稲とアガベ DOBUROKU03 亀の尾3BY720入

原料米  二ツ井の安井さんの亀の尾
精米歩合  92%
日本酒度 
酸度    
アルコール 13%

3BYが2月20日入荷。岡住さん曰く、酒って、酒に限らずワインでもビールでもジュースでも食べ物でも口に含んだ時、明るいものと暗いものとあると思っておりまして、必ずしもどちらが良いというのはないのですが、どぶろくってなんとなく市場では暗いものが多いので僕は明るい飲み物を作りないなと思っております。甘味と酸味で口の中が明るくなるような、(香りではなく口の中でというのがポイントです)どぶろくを今は目指してみております。今回はレシピを大幅に改変して一番明るいDOBUORKUに仕上がったと思います。僕の中では少しだけ甘も酸も強すぎたので、ほんの少し調整して、次回今期イメージしている、どぶろくが完成するような気がしております。(あとリリースは2回くらいですが)来期は粒が残ったものと、残らないクリーミーなものと両方作れるように設備考えております、、、だって。キンキンに冷えての開直後、ポタージュスープタッチで米粒硬め。チャーミングな甘酸とピチピチ発泡感が呑み飽きさせない。これが亀の尾?くどさ重さ全然無く、微かにバナナ様の甘さとチャーミングな酸味が相まって、まるでバナナ・シェークでーっ酒♪冷えだと酸味、ぬる温だば甘味がバナナ(笑)。

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稲とアガベ醸造所は、新規での取得可能な「その他の醸造酒免許」と、2020年度の法改正により新たに交付が認められた「輸出用清酒製造免許」を取得。2021年11月より秋田県男鹿半島の旧男鹿駅を改装し、どぶろく造りが始まった。経営理念は「男鹿の風土を醸す」。2022年2月、岡住修兵さん曰く、稲とアガベでは全量無肥料無農薬の自然栽培米を用いて、全て精米歩合90%と磨かない酒造りを行なっています。米の外側にあるタンパク質は田んぼの肥料によってコントロールでき、無肥料だとタンパク質含有量はかなり下がることから、お米を磨く代わりに、田圃と技術を磨くというコンセプトでお酒造りをしております。まだまだ志半ばで、理想のお酒には程遠いですが、今いろんな方向性が見えてきたところです。磨いていないお米を使用しているのに、3000円という強気な値段設定ですが、これには我々の思いが詰まっています。農家さんのお米代の提示額が一俵○円だったのに対して、それであれば続かないからと○○円(提示額の二倍)でお米を購入しています。将来的には10万円15万円で購入することで、農家の担い手不足解消の一手になれればと考えております。従業員の給与は東京並みの賃金を地方で実現することで、定住者移住者を増やすことを目標にしています、、、だって。

SAKETIMESで岡住さんのインタビュー記事が紹介されておりますので御覧くださいませ。

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