稲とアガベ DOBUROKU02 改良信交3BY720入

原料米  改良信交
精米歩合  90%
日本酒度 
酸度    
アルコール 14%

岡住さんの説明によると、このお酒は、改良信交を使用したどぶろくで白麹のクエン酸をうまく使用して、酸味と甘味のバランスを意識したどぶろく。少し熟成を経て円やかになり今が飲み頃。アルコールを普通のどぶろくより出しているので熟成も大丈夫だそうです。使用米は、二ツ井の安井さんと一緒に自然栽培にチャレンジしており、岡住さんらも手伝っているのでほぼほぼ自社田的な契約栽培米だそうです。して、「瓶火入れ一回ですが、誰もしてない特殊な半生みたいな火入れをしてます。流通にも乗れて、フレッシュという良いとこどりの火入れです」、、、だって!

開直後、甘じゅっぱい香りで微かにピチピチとガス感、米粒の粒粒感に横手のかまくらで、あがってたんせ〜って声を掛けられて呑んだ時の、あのあまえこを思い出した(笑)。そのあまえこ風に爽やかな苺様のチュッパさが加わわりミルキーな美味しさは、まるで苺ミルク・シェイク!とってもお洒落などぶろくでーっ酒♪

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稲とアガベ醸造所は、新規での取得可能な「その他の醸造酒免許」と、2020年度の法改正により新たに交付が認められた「輸出用清酒製造免許」を取得。2021年11月より秋田県男鹿半島の旧男鹿駅を改装し、どぶろく造りが始まった。経営理念は「男鹿の風土を醸す」。2022年2月、岡住修兵さん曰く、稲とアガベでは全量無肥料無農薬の自然栽培米を用いて、全て精米歩合90%と磨かない酒造りを行なっています。米の外側にあるタンパク質は田んぼの肥料によってコントロールでき、無肥料だとタンパク質含有量はかなり下がることから、お米を磨く代わりに、田圃と技術を磨くというコンセプトでお酒造りをしております。まだまだ志半ばで、理想のお酒には程遠いですが、今いろんな方向性が見えてきたところです。磨いていないお米を使用しているのに、3000円という強気な値段設定ですが、これには我々の思いが詰まっています。農家さんのお米代の提示額が一俵○円だったのに対して、それであれば続かないからと○○円(提示額の二倍)でお米を購入しています。将来的には10万円15万円で購入することで、農家の担い手不足解消の一手になれればと考えております。従業員の給与は東京並みの賃金を地方で実現することで、定住者移住者を増やすことを目標にしています、、、だって。

SAKETIMESで岡住さんのインタビュー記事が紹介されておりますので御覧くださいませ。

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